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累進レンズ

• 遠近両用レンズについて

  　使いこなすと非常に便利なレンズの一つが遠近両用レンズです。
  遠近両用レンズとは名前の通り、遠くも近くも一つのレンズで見ましょうと言うレンズです。ただし、遠くも近くも全てがそれ一つで間に合うとは限りません。
  　１枚のレンズの上下に分かれて遠用度数と近用度数が混在する訳だから単焦点レンズに比べ、それぞれの視野は狭くなります。さらに、遠近両用レンズの遠用度数と近用度数が混在している箇所は「ぼやけ（うるつき）」が出ます。使い始めは単焦点レンズよりも視野の狭さを感じるでしょう。つまり、遠くも近くも見えますと言いながら完璧ではないのです。
  　もちろん、年々、各レンズメーカーで研究を重ね、改良してより視野が広く快適に見える遠近両用レンズへと進化しているので、新設計を選んだ方がより快適なはずです。
  　また、遠近両用レンズは、例え良いレンズを選んでも度数の調整、目の中心とレンズの高さ、眼球からの距離と傾斜角、累進帯の長さ、フレームのデザインなど様々な要因によっても見え方は非常に変わります。そこで、できるだけ快適に使ってもらうためには、眼鏡店の調整経験と加工技術にかかってくるのが遠近両用レンズです。同じ遠近両用レンズでも携わった眼鏡店により快適さも違うのです。
  　遠近両用レンズをお考えでしたら当店へお気軽にお問い合わせ下さい。
  　（遠近両用レンズの他に累進レンズには一定の距離内に見え方を合わせた中近、近近などもあります。）